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旅の7日目は、グラナダ最終日です。アルハンブラ宮殿を見終えほっとした:hottoshita:ところで、この日は、グラナダをガイド片手に気の向くままのんびりモードで散策してみました:cat:

まずは、ファリャの家 ファリャはバレエ組曲「三角帽子」なでど知られるスペインの代表的な作曲家です:piano:

この後、アルハンブラバスで、アルバイシンのサン・ニコラス教会の展望台に向かいました。:warning:ここから見える、アルハンブラ宮殿の景色は有名です。 到着すると、結構な人だかりで、ギターとカスタネットで歌っている人がいました←あとでお金を集めに来たので逃げましたが・・・:kusho:

帰りは、ヌエバ広場まで歩き、ちょうどお昼時になってきたので、宿近くのメソンでランチにしました。:meal:

ここのMenu del diaも、安くてボリュームたっぷり。セットの飲み物は、当たり前のようにワインを選択:wine:

パエリア

ホームメイドシチュー(豆が入っていて優しい味がします):heart:

:warning:ワインを注文すると、サービスでタパスが付いてくるみたいです。

チキン料理

魚料理

またまた、ここまででお腹いっぱい。:umai:

デザートもしっかりついて、二人で22€で少しお釣りが来るくらいでした。どーしてこんなにコスパがいいのさっっ:uresi:!と思ったけど、もしかして日本の物価が高いだけなのかな?

この後、王室礼拝堂(撮影禁止だったので、写真はありません)を見てから、:warning:エル・コルテ・イングレス(百貨店チェーン)でおみやげ物を買いました。友人・会社関係のお土産や、家用にオリーブオイルなど、しめて32€程のお買物。こちらに来てから、生活雑貨を扱っている小さなストアは良く見かけたのですが、いざお土産を買おうとすると、手ごろなものが置いてなかったので、このデパートは本当に重宝しました。なんと言っても、価格が適正、品物の種類が豊富、そして綺麗にディスプレイされているので買物もし易いです。

さて、この日の夜は、タブラオでフラメンコショーを鑑賞することになっていました。ショーはワンドリンク付きなので、食事は事前に済ませておく段取りでしたが、重すぎるランチのせいで、お腹が全く空かず、軽く食べられそうなドネルケバブを夕食代わりに買い込んでホテルに一旦引き返しました。

フラメンコショーは終わる時間が深夜になるのと、タブラオがある場所はあまり治安が宜しくないと言われているアルバイシン地区なので、ホテルから送迎付きのプランにしました。次の日早朝には、バルセロナに移動しなければならなかったので、荷物の整理をしてから、シャワー&着替えをし、約束の時間(20:30)少し前にホテルのロビーへ。

約束の時間より少し早く、案内役の方が迎えにきてくれました。お客さんは、同じホテルからは、私たちの他に、(もしかしてユダヤ人?とおぼしき)外国人家族がいましたが、いざバスに乗り込むと、私たちできっかり満席で、お迎えが一番最後のホテルであったことがわかりました。

送迎付きプランにすると、希望者は案内役のガイドでアルバイシン地区を散策させてもらえます。

昼間行った、サン・ニコラス教会の展望台に夜再び来訪。アルハンブラ宮殿がライトアップされている姿を見ることができました。:megahart:

30~40分ほどの散策の後、タブラオに到着

バスに乗ったのが、一番後だったから、席も後ろになっちゃった。かなり不利:konwaku:

:warning:以前マドリッドでフラメンコを見た時は、会場がシアターレストラン形式になっていて、ステージがもっと高い位置にあったので、よく見えました。そちらの方が、観光客には向いていたかもしれません。

しかし、ショーが始まると、迫力とその緊張感にどんどん吸い込まれる感じでした。小さなタブラオは踊り手と距離が近い分、臨場感が楽しめます。:wink2:

こうして、グラナダ最終日の夜は更けていきました。

<つづく>

6日目は、アルハンブラ宮殿を観に行きました:kantan:

アルハンブラ宮殿は時間ごとに入場制限があり、チケットは予約制です。このことは事前に調べて知っていたのですが、旅のプランがしっかり決まってから予約しようと思っていたら・・・出国一週間前すでに予約不可になってました:shock:

アルハンブラ宮殿は、今回の旅のハイライト:kantan:。もし見れなかったら、アンダルシアくんだりまで行く意味がありません。必死に調べまくり、1000人分の当日券枠があることが判明。

しかし、開門の1時間以上前から長蛇の列ができるとの情報で、「もし買えなかったら、どうしよう」と思い、さらに調べ、ある裏技を発見:kantan:

:warning:その裏技とは、正門のチケット売場の奥に、事前予約した人がチケットを引き換える、自動発券機のコーナーがあり、この発券機で、通常のチケットも買えると言う情報を知っている人がまだ少なく、こちらに時間少し前に並ぶと、ほとんど待つことなく、チケットを入手できるというものでした。ただし、クレジットカード購入ONLYで手数料が1.3€ほどかかります。(2011.10.26現在のチケットは、クレジット使用で @14.3€でした。窓口での購入は、@13€と思われます。)

この裏技を使い、無事、チケットをGet:smile2:

アルカサバ(裏技のお陰で、どうやら一番乗りのよう?誰もいません)

カルロス5世宮殿 ここは、無料スポットのようでしたが、宮殿内に展示室が複数あり、楽しめます。とくに、映像と音楽を楽しめる部屋があって、そこは音響が非常に良く、その時流れていたバッハのピアノ演奏曲のここちの良いことといったら・・・(天然のエコーが丁度良く効いている):hottoshita:

:warning:ナスル宮殿は、時間指定で入場することになっていて、私たちは10:30指定でした(チケットに明記)

アラヤネスの中庭 この日はお天気に恵まれ、宮殿の姿が水面にくっきり映し出されている様子をキャッチできました:heart:

ライオンの中庭は、あいにく改修工事中でライオン達は別室に保管されていましたが、残念ながら写真撮影禁止でした:namida:

アルハンブラは、庭園が美しいです:megahart:

ヘネラリーフェ

:warning:グラナダは、8世紀以降781年間にわたる長い間、イスラムの支配下にあったため、旅行中訪れた都市の中で一番イスラム色の強い街でした。アラブ風のカフェ、レストラン、またドネルケバブを出すファーストフード店が数多くみられましたが、これらは、宗教上の理由でアルコールを出さない場合が多いので、飲みたい人は事前チェック要かも:wink2:

この日ディナー:meal:で入ったお店(LAS CUEVAS : ラス・クエバス)も、一見普通のバルでしたが、メニューにタジン料理があり、スパイス使いもアラブっぽい:kantan:

このスープ、アラブ系の味?カレーのようななんとも言えないスパイス使いです:umai:

チキンのタジン鍋

アルハンブラ宮殿で、ライオンの中庭が改修工事中だとは知りませんでした:konwaku:。かなり後悔!!スペインにはこの先、来るかどうかわからないし、特にグラナダは他のエリアに行くついでに立ち寄れるような場所にないので、調査不足が悔やまれます。:namida:

まぁ、当日チケットでかなり早い時間に入場出来たことを不幸中の幸いと思うことにするしかないかな・・・:rakutan:

<つづく>

スペイン旅行5日目に突入:kantan:

:warning:今回の旅は、基本のツアーが、往復の飛行機とマドリッドとバルセロナそれぞれ2泊ずつのホテル、マドリッドとバルセロナ間の鉄道移動がついて減延泊可能と言う物でした。

旅の計画を立てる際、主人はスペインが初めてだったので、スペインツアースタンダードコースと言う事で、アンダルシアの三大都市、セビーリャ、コルドバ、グラナダは周りたいと思い、5日間延泊し、マドリッドとバルセロナ間の鉄道移動を放棄してグラナダから飛行機でバルセロナに移動することにしました:kantan:

ちなみに、グラナダ-バルセロナ間の飛行運賃は125€(二人分)ほどで、マドリッドとバルセロナ間の鉄道移動を放棄した分、2万円(二人分)の返金があったので、なんと飛行機の方が安いんですね:hottoshita:

で、迷ったのは5日延泊した分の配分をどうするか、なんですが。グラナダはweb上の情報やガイドブックの掲載ページの多さから言っても、ゆっくり3泊くらいはしたかったので、そうすると、あと2泊をどうするか セビーリャとコルドバ1泊ずつも考えなくはなかったのですが、荷物の移動を考えると憂鬱になり・・・コルドバは位置的にセビーリャとグラナダの中間(セビーリャ寄りではありますが)なので、コルドバに2泊してセビーリャには日帰りで行こうと言う結論になりました:kantan:

という訳で、この日、夕方にはグラナダに移動しなければならなかったので、ホテルをチェックアウトした後、荷物を預けてコルドバの市内観光をしました。

まずは、メスキータです。

:warning:メスキータは、なぜカテドラルでは無いのだろう?とふっと湧いた疑問。

:warning:メスキータはスペイン語でモスクと言う意味で、もともとは西ゴート王国の聖ビセンテ教会(つまりキリスト教)であったのが、バグダッドのアッバース朝により追放されたウマイヤ朝の領主がこの教会の半分をモスク(イスラム教寺院)にリフォームし、後に教会から全て買い取って塔を建てほとんど全てをモスクにしてしまった。それがカスティリャ王フェルナンド3世によるコルドバ征服で、キリスト教会に転用されて、その後レコンキスタでカルロス一世によりメスキータ内部をキリスト教の様式にリフォーム(?)したため、世界的にも他には例を見ないイスラム教とキリスト教の文化が交じり合う大建造物になってしまったのだとか:hiyaase:

なんだか、複雑な事情があったんですね。

こちらは、イスラム風

こちらはキリスト風

中庭は中立なのでしょうか?ここにもオレンジの樹が植えられてます。

ユダヤ人街と花の小道

そして、お昼時。この日は朝から曇っていて、今にも雨が降り出しそうなお天気でした。案の定、レストランで食事を始めた頃に、雨が降り始め・・・これ結構な大降りだったんですが、このエリアの雨はスコールみたいで、どどっと30~40分降り続いたかと思ったら、次は青空にお天道様もお目見えです:sun:

もう、こちらに来てから、お昼間のアルコールが当たり前状態になってます。帰国して体重計に乗るのがそろそろ恐ろしくなってきました:shock:

また、ガスパチョを頼んでしまいました。二日続けてはちょっとしつこかったかなぁ。。。でも美味しかった

こちらのメロンって原形はどんなん?って思うくらい大ぶりでした。きっと”へちま”のような形をしているんじゃないかと想像:ussissi:

さて、コルドバに別れを告げ、いざグラナダへ。

グラナダへはバスを使いました。所要時間は3時間程で運賃は、二人分で24€くらいです。(日本もスペインのバス会社見習ってほしいです。安い!)

:warning:途中、オリーブ畑が多くみられます。全体的に土地が乾燥してるようです。

グラナダのバスターミナルに到着した後、市バス33番でホテルに向かいました。:warning:ちなみに、グラナダの市バスって、停止ボタンはあるのに停止駅の表示も無いし、黙って乗ると誰も何も言ってくれません(コルドバの市バスは、一応電光の行き先表示板付いてました)。でも乗車時に運転手に行き先を告げておけば大丈夫。コロン大通りのカテドラル前で気がつかずにいたのですが、ちゃんと運転手も周りの人も教えてくれました。

グラナダで宿泊したホテルは、ロケーションを重視して、カテドラルから徒歩3分ほどのHusa Anacapri Hotel(三ツ星)です。部屋は狭かったけど、清潔でスタッフの対応も○ 何よりロケーションが良かったし、繁華街にありながら、お部屋は静かで過ごし易かったです。空港行きのバス乗り場からも2分くらいです。

無事、ホテルにチェックインして、お腹も空いたので、シャワーを浴びてから食事に行きました。ちなみに、グラナダ夏は猛暑と聞きますが、この時期、朝晩結構な冷え込みです。コルドバより寒かった。

食事はホテル近くのメソンに入りました:meal:

なんとなく入ったお店でしたが、大当り。安くて美味しい、ボリュームたっぷり過ぎ。どうして空いてるのかわからない:hatena:

最初カウンターに座ったのですが、ワインをボトルで頼んだら、店のスタッフにテーブル席をすすめられて移動。あと、トルティーヤが無料で付いてきました:uresi:

タコのサラダ。美味しい~:heart:

もう、最後は苦しくて、残すのは忍びなかったけど、Give up!

グラナダ初日の夜は、こうして更けていきました。

<つづく>