2014年5月29日~6月10日、ドイツを旅してきました。
今回の飛行機は、エミレーツでした。CAは超美人揃いで、機内食も美味しかったです。びっくりするほど和食が美味しい
お膝元ドバイ空港には、エミレーツがいっぱい
ミュンヘンに到着後、ホテルにチェックインしてから市内観光へ。 まずは、新市庁舎です。
お約束のビール。ドイツでは、グラスに目盛りがついていてきっちり注文通りの量が入って出てきます。
サラダは普通の味。
ソーセージに付け合わせのポテトサラダは、かなり酸味がありました。好き嫌いは別れるかもしれない
ドイツでは、ビアホールに分類される店のトイレに、もれなく係員が常駐していてチップ置きのお皿が置いてあります。これは、ちょっとあざといかもビールとトイレは切っても切れない縁でしょうし・・・レストランのトイレに入るのにチップを取るところなんて今迄殆どありませんでした。それにかなり騒がしく、接客も雑 それに比べて、ワインをメインに出しているお店は品が良かったです。
ミュンヘンに到着した日は、疲れていたのでホテルに戻り休みました。
そして次の日の朝、レジデンツを見学しました。
ランチ。性懲りもなくまた、老舗のビアホールに行きましたが、超騒がしかった。
鴨の丸焼きは、まぁまぁ美味しかったのですが、紫キャベツの酢漬けがかなり微妙な味でした。 ウスターソースに漬けこんだみたいな、日本人にとってはかなり不思議な味
ランチの後は、ミュンヘンのお台所。マリエン広場のヴィクトリアリエン市場へ。 市場を歩くのは夫婦ともに好き
イチゴを買って食べてみました。新鮮でおいしかったドイツは果物が安いです。(ただし、1ユーロを100円感覚として捉えるなら)
今回の旅で、鉄道を使った移動をするため、ミュンヘン駅のみどりの窓口?でジャーマンレイルパス(For Twin)を購入しました。これは優れもので、ドイツ国内の普通列車はもちろん、特急も新幹線も乗り放題で、日付は連続ではなく指定なので、使う日だけ自分で日付を記入して車内で検札が来たら見せるだけでOK
今回の旅では、二人で430ユーロのジャーマンレイルパスで、約1,300ユーロ分くらい乗りました。超お得
翌日は、アドルフ・ヒトラーの山荘(ベルクホーフ、ケールシュタインハウス)へ
ミュンヘンからベルヒテスガーデンへ鉄道で移動。ザルツブルク経由でしたが、ジャーマンレイルパスは一部オーストリアにも対応しています。
ヒトラーの山荘へは、ビルヒテスガーデンから路線バスを乗り継いで移動しました。その入口はトンネルになっていて、突き当たったところが秘密の部屋のようになっており、黄金?のエレベーターで一揆に山頂まで駆け上がります。いかにもヒットラーって感じ
山荘の周辺を観光した後、山荘内のレストランでランチしました。こういうところのレストランはあまり期待しないのが普通だと思いますが、ひょっとしたら今回の旅で一番美味しかったかも。特にサラダが美味しかった。高原だからなのか野菜が美味しい
山荘からベルヒテスガーデン駅に戻る乗り継ぎバスを待っている間、バスターミナルの周辺を少し散歩しました
ベルヒテスガーデン駅からケーニヒス湖へのバスの時間を見ていたら、日本人の男性三人グループが話しかけてきました。ヒトラー山荘からの帰りのバスでも一緒で、聞こえてきた話によると出張でこちらに来ている様子。ケーニヒス湖に行くなら一緒にタクシーに乗らないかと言ってきたので便乗。バスの待ち時間が30分くらいあったので、助かりました
ケーニヒス湖に到着後、遊覧船に乗って聖バルトロメー僧院へ
遊覧船を下船し、一時間ほど湖畔をお散歩。絶景でとても素敵な場所でした。ベルヒテスガーデンはザルツブルクから鉄道で一時間程なので、まだ行ってないオーストリアを旅することになったら、もう一度来るチャンスがあるかも
ミュンヘンに戻り、ホテルに直行。この日は疲れてしまったので、スーパーで少し買い出しして、日本から持ってきたカップ麺で夕食を済ませてしまいました。
翌日は、日曜日。ミュンヘンの主だった美術館の入館料が、日曜日は1ユーロになります。それを知り旅の日程を練り直したりして アルテ・ピナコテークとノイエ・ピナコテークを見てまわりました。前者の方が大きくて人気があるようですが、私は後者の方が、日本人には馴染みのあるゴッホやターナー等の絵画が多数所蔵されていたので、分かりやすくて良かった
アルテ・ピナコテークのカフェは、落ち着けると評判だったので、コーヒーとケーキで小休止しました。ケーキは大きくて甘すぎ。二人で一個だったのにかかわらず、残してしまった
美術館巡りのあと、次の宿泊地フュッセンに移動。到着後少し街を散歩しました。この街はロマンチック街道の終点で、今回の旅はロマンチック街道を逆回りしていることになります。
フュッセンでは三泊しました。涼しくて風光明媚。ゆったりできるので宿泊地としてはお薦めできます宿泊すると宿泊者カードを貸与され、これでノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュヴァンガウとヴィース教会へ行くバスが無料で乗れます。
次の朝、ノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュヴァンガウへバスで向かいました。
ノイシュヴァンシュタイン城を見たくて、いつかはドイツに行こうと思ってました。ロマンチック街道のパッケージツアーの広告に洗脳されていることは認めますが・・・ノイシュヴァンシュタイン城は世界的にも人気があり、予約なしだとチケット購入から城内見学終了まで最大4時間かかるとの情報もあり、日本から予約しました。
この日はノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会、ホーエンシュヴァンガウ城をすべて回りました。
↓は、マリエン橋からみた、ノイシュヴァンシュタイン城。この城を建てたルートヴィヒ2世はイケメンだけど変人で孤独を好み結婚もせず子供も作らなかった上に、ワーグナーに高すぎる給料を与えて保護し、不必要に城を多く建造して国の財政を逼迫させたため、国王の座から降ろされた後、変死を遂げています。彼の夢の城と言われたこの美しい城は、未完成のまま城主を失ってしまったらしい
ヴィース教会の周辺は、牧歌的な雰囲気でした。時間があればお散歩するのもいいかも
ホーエンシュヴァンガウ城は、居住するには十分に素敵なお城だと思いました。こんな立派なお城があるのに、すぐ近くにノイシュヴァンシュタイン城を建てるのは、財政的には勿体ない話だと、私も思いました。まぁ、見た目はノイシュヴァンシュタイン城の方が綺麗です。やっぱり
ホエンシュヴァンガウ村周辺を散策。アルプ湖畔も、ベルヒテスガーデンのケーニヒス湖と同じくらい素敵でした
電気自動車のインフラ整備。当然のごとくドイツは進んでますね
フュッセンに戻り、夕食を取りにレストランへ ガイドにも載っていたしTripAdviserの評価も良かったマダム・プルージュへ。こちらのマダムと思しき女性が銀幕の妖精と言われたオードリー・ヘップバーンの面影がある美人さんで。一緒に写真を取って欲しいくらいだったけど、恥ずかしくて言い出せなかった。私ってシャイ
まずはワインから
ローストビーフだとメニューには載ってましたが、オニオンフライの下には普通のステーキが隠れてました。美味しかった
お魚料理。
次の日は、オーバーアマガウ、リンダーホーフ城を回りました。
この辺では家の壁面にフレスコ画を描く習慣があるようです
オーバーアマガウはのどかな街でした
バスを乗り継ぎ、リンダーホーフ城へ。ここはルートヴィヒ二世がベルサイユ宮殿を模倣して建てたとのこと。そんなに離れていない土地にどんだけ城建てたんだい。見学する方は楽しいけど、税金収める方は溜まったもんじゃなかったろうに
ヴィーナスの洞窟
この日のディナーは別のレストランに行く予定だったけど、お休み。飛び込みで入っても美味しくなければお金が勿体ないと言う話になり、昨夜と同じレストランへ。今度こそヘップバーン似の彼女と写真を撮りたいと思ってたのに、非番だったのか、いらっしゃらなかった
翌朝、次なる宿泊地ヴュルツブルグへ。ここはローテンブルクを観光するために宿泊するので一泊だけ。
到着してすぐレジデンツを見学しに行きました。こちらのレジデンツは大司教の宮殿です。
ワーグナーが住んでいた家
この日のディナーはガイドに載っていた美味しいワインを出してくれるお店に
キャベツの酢漬けは相変わらず、ウスターソースの味だったけど、以前食べたよりもまろやかで食べやすかった
念願の白アスパラ。日本だとメインディッシュと言う感覚は薄いけれど、こちらでは立派な一品料理です。高級品のようで、肉や魚と変わらない値段
こちらのマネキン人形って、ふくよかな方向けのもちゃんとあるんですね。街歩いてても、若い方はスマートでも、年配になると太ってしまう人が多いみたいです。じゃがいもがそんなに太ると思わないけど、ビールが一緒なのが問題なのかなぁ・・・
回転寿司 さっぽろ ってことですね
翌朝ローテンブルクへ
有名なクリスマスショップ。中で見てたら、私が邪魔な立ち位置に居たらしく、店員に背中をつんつん押された。かなり感じ悪い
君は薔薇より美しい。バラしょってますね~
ブルク公園から見た街
屋根の小窓が、エヴァゲリオンの使徒サハクィエルみたい
環境大国ドイツは街の外側に駐車場があり、街中であまりクルマは走っていないと、環境問題の講演会で聞いたことがありましたが、ローテンブルク、狭い道に大きな観光バスも含め、結構な交通量でした。理想と現実にはギャップがあるのか、それとも講演の題材として誇張されていただけなのか 少し思っていたのと違うのでがっかりしました
地球の歩き方(たまに迷い方)で郷土料理が美味しいと評判のレストランへ
包みものって世界各国どこにでもあるみたいですね。酢醤油にラー油が欲しくなりました
ローテンブルクは、メルヘンタッチなショップが多いです
ヴュルツブルグに戻り、ホテルで預けた荷物を受け取って、フランクフルトへ移動
そろそろ、ドイツ料理が食傷気味だった私は、しぶる夫にお願いして韓国料理の店へ。(夫は海外旅行したなら、その国の料理を味わうべきで、決して日本料理店には入ってはならないと言います。タイ、ベトナム、韓国料理あたりなら妥協してくれるけど、かなり固い意志があるよう)このお店は、とても美味しかったしコスパも良かったです。一品料理にもれなくたくさんの小鉢がついてくるので、酒のアテにも困らないしょっばからいおかずに白いご飯。生き返りました
翌朝、ボン、ケルンを観光しました。ボンではベートーヴェンハウスを見学しました。途中お子さん連れの日本人女性に声を掛けられ、案内してもらいました。
大聖堂があるケルンへ移動して、老舗のビアホールへ
ケルシュビール。ケルンの地ビールです。美味しかったけど、接客は最悪。支払の時、お釣りはいらないでしょって、それは客が言う言葉で、店員が言う言葉じゃないでしょ。やっぱりビアホールは品がよろしくないです。美味しいビールは有名なビアホールでなくても飲めるので、レストランとしての品格を期待するなら、ちゃんとした店に行った方がいいです。
ベーゼンドルファとカワイが並んでますねぇ しかし 看板だけで空き店舗になってました。EUになってからドイツは損ばかりしてるのかな。世事に疎くても、そんな風に感じることが多かったです
大聖堂
フランクフルトに戻り、ディナー
トリップアドバイザーで評判の良かったドイツ料理店へ。ここはお庭が素敵で、桜の木にチェリーがなってました。
ケルンのビアホールの店員とは大違いなフレンドリーな接客で、料理も美味しく満足
玉子の下はレバーケーゼ。厚切りソーセージって感じでした
翌朝、カッセルに行きました。
ここはグリム兄弟の博物館です。
TripAdviserで調べておいたレストランがランチを辞めちゃってたので、適当に入ってしまいました。そんなに悪くなかったし、お勘定間違えたのか、マダムの太っ腹なのか、ビール代はおごりのようでした
ランチの後、トラムに載ってヴィルヘルムスヘーエ公園へ。この日は土曜日で頂上までいくバスが運休してました。待てど暮らせど来ないバス。地球の歩き方にそんなこと載ってないし。もう体力も限界に来ていたので頂上に行くのは断念。遠目に写真を撮るだけにとどまりました
ヴィルエルムスヘーエ城
翌朝はライン川クルーズを楽しむべく、リューデスハイムへ
線路脇を歩いていたら、石炭積んだSLが黒い煙を吐きつつ、通っていきました。夫の渾身の一枚
ワイン博物館の入り口
リューデスハイムの船乗り場からアスマンスハウゼンまで一区間だけ遊覧船に乗りました。
アスマンスハウゼンからリューデスハイムの街への二人乗りリフトが出ています。下はブドウ畑
リューデスハイムへは、もう一つゴンドラに乗りますが、乗り場まで1kmほどあり、散策には丁度良い素敵な道でした
リューデスハイムに戻り、ランチ
ツグミ横丁の看板
この数日は、フランクフルトはとっても暑く、34°まで上がりました。しかも夜9時過ぎまで明るいので、なかなか涼しくならない
猛暑の中、ライン川クルーズしたり、リフトやゴンドラに乗ったして一日中外に居たので、すっかり疲れてしまい、宿泊したホテルのレストランで食事することにしました。さすが5つ星ホテルです。給仕がマメで
旅行で泊まるホテルは3つ星か、リゾート地はホテルがやたら高いのでBBにしたりですが、最終宿泊地だけは疲れがたまってくるので、なるべく良いホテルにしてます。いつも5つ星に泊まっているわけではないので念のため
この日は日本に帰る日です。フライトは夜なので、アイゼナハを観光することにしました。まずはバッハ先生のお家
路線バスでヴァルトブクル城へ。このお城は、野性味あふれていて、ノイシュバンシュタイン城とは全く雰囲気を異にしています
孔雀ハトを飼育しているようでした。可愛い~
フランクフルトに戻り、フライト前にドイツでの最後のディナーです。左側はフランクフルト名産のアップルワインです。白ワインを炭酸で割ったような味がしますが、食べ物の味の邪魔をしないし、軽くて飲みやすいです。日本で売ってないかな~
レストランに来る途中にある公園には、なぜかウサギがたくさん居ます。餌付けされている風はなく、人を怖がってすぐ物陰に隠れてしまうし、動作がリスみたいに機敏です。やっと撮れた一枚
ドイツは、音楽家の家やお城など見るとこ満載でした。アルプスの周辺は冷涼な避暑地でしのぎやすかったけど、フランクフルトの暑さには閉口しました 食べ物に関して言うなら、飛行機の機内食が一番美味しかったりして 今度は食べ物が美味しいリゾート地でのんびりしたいな~