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めずらしく、ブックレビューです。
本を読むのは、嫌いではありませんが、わたしの場合、読む時は没頭して一揆に読むタイプなので、今は時間に余裕がある時くらいです。:coffee:

本やCDは図書館を活用しているので、滅多に買いません。
しかしそうしていると、なかなか新刊にありつけず。人気の作家は、新刊が出ると図書館では待ち行列ができてしまいます。しかし、ずっと前に予約して忘れていた林真理子さんの本が丁度GW前に借りることができたので、久々にゆっくり読書しました。

面白くって、ひきつけられ、なんと1日で読んでしまいました。おかげで肩こりと寝不足に襲われましたが、久々に没頭して読める作品でした。:gokigen:

林さんの本は、図書館で予約無しで借りられる作品なら、ほとんど全部読んでいるので、あっ、この登場人物はきっと林さん自身のことなんだ!と、ピンと来たりします。

今回読んだ「下流の宴」にも、林さん自身ではないかと思われる人物が居ました。それは宮城珠緒です。珠緒は結婚を反対され、彼氏の親に認めてもらうために、一念発起して22歳にして医学部をめざし、合格するんだけど、最期は・・・読んでのお楽しみということで。:cat:

学校に行ってた頃は、私も「普通に生きていくなら、不必要だと思われることまで、どうしてこんなに勉強しなければならないんだろう。」って思ってたけど、この本にその答えのひとつが載っているように思いました。

この本、賛否両論あると思うけど、読み応えのある一冊だと思います。:kinoko:

ネットでなんとなく引っ掛けてたら、なんと5/31(火)~NHKでドラマ化されるとのことで、びっくり。タイムリーなタイミングで読んだってことなんでしょうかね。:hatena: