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2009年7月15日〜25日 スイスを旅して来ました。

【1日目】

今回の飛行機は、スカンジナビア航空です。
往復コペンハーゲン経由でした。

離陸後、すぐにスナックとドリンクが出ます。
アルコール類はスナックを含めた食事時に最初の1本目だけが
無料です。

食事のメインは鶏肉の照り焼きでした。
あと海苔巻きがサイドに?
せっかくなので、白ワインをもらいました。

食事時間とは別に、サンドイッチやおにぎりが配られました。

着陸する少し前に軽食がでます。
コロッケハンバーガーとおそばでした。

ちょっと不思議な組み合わせでしたが、まぁ美味しかったです。

コペンハーゲンで1時間ほどトランジットありで、やっと
チューリッヒに到着したのは、夜7時半ごろでした。

スイスでは、入国審査はありません。
荷物を引き取れば、そのまま空港の外に出られますが・・・
なんとロストバゲッジしてしまいました

空港のバゲッジ苦情処理のカウンターで問い合わせ後
荷物が届くまで都合一時間ほどかかりましたが、
なんとか無事荷物を引き取ることができました。

ただ、その後さらなる困難が・・・
チューリッヒの繁華街に宿を取ったのですが
親ホテルでチェックインしたあと、実際泊まる部屋は別の
場所にあるとのことだったので、地図をたよりに
探しましたが、いくら歩き回ってもみつからず。

困っていたら、人の良さそうなスイス人夫婦が声を掛けて
きてくれて、地図とホテル名を見て親切に教えてくれました。

それでも、見つからず、近所とおぼしきハンバーガーショップの
店員さんに聞いてみたところ、看板も出てない雑居ビルの中の
一階にフロントだけがあって、そこでアパートメントの鍵を
渡されました。

やっとフロントが見つかったのに、今度はアパートメントを
探さねばならず・・・

看板もランドマークもなくて、場所がわからず、うろうろ
してたら、バーのマスターが「家の店の隣じゃない?」って
教えてくれて。

もらったカードキーを入り口のセンサーに入れたら、ドアが
開いて、ようやく部屋にたどりつくことができました。

そのアパートメントの入り口が↓です。

【2日目】

旅の初日はロストバゲッジはするし、部屋はなかなかみつからず
最悪でしたが、2日はお天気も良く観光日和でした。

ひとまずは、荷物をチューリッヒ中央駅のコインロッカーに
預けて、ザンクトガレンの大聖堂に向いました。

内装の色合いがシックで素敵:oops:

ザンクトガレンから電車でノイハウゼンに移動後、駅から歩いて30分ほど
のところにある”ラインの滝”を見に行きました。

バスでシャフハフゼンの船乗り場まで行き、駅まで歩きながら
少し観光もしました。

↓は、騎士の家です。

シャフハフゼンから電車に乗り、チューリッヒ中央駅で荷物を
引き取ったあと、インターラーケン・ヴェストに向いました。

インターラーケンでは、スイス政府公式ページのリンクで
見つけたB&Bを 3泊 予約しました。

安くて、気楽で、落ち着ける宿でした。
お薦めです。場所も分かり易かったです。

2日目のディナーは、インターラケンのイタリアンのレストラン
にて。

食事が終わって、宿に戻る途中。
景色がとても良かったので、写真を撮りました。

もう時間的には夜9:00前後だったと思いますが、あたりは
まだ明るいです。感覚的には日本の夕方5:00くらいの
明るさです。

【3日目】

次の日は、あいにくお天気が悪く、シルトホルンもユングフラウヨッホ
も、霧がかかっていて、今日は辞めておいた方が良さそうだった
ので、スイスの首都ベルンを観光することにしました。

ベルンはインターラーケン・ヴェスト駅から約1時間ほどです。

ベルンに到着後、観光インフォメーションでバスマップを貰い
歴史博物館に向かいました。

建物が素敵で、門には2匹の熊が。
熊はベルンのシンボルマスコットだそうです。

なんでもベアがドイツ風に訛るとベルンになるのだとか!?

まるごと世界遺産に指定されているベルンの旧市街地

ベルンの大聖堂内部。ステンドグラスが綺麗でした。

大聖堂の近くにある、ハーモニーと言うレストランで
ランチを取りました。

リーズナブルで味も良かったです。

ランチの後、モントレーまで足を伸ばしてみました。
こちらは世界遺産に指定されているラヴォ地区のぶどう畑です。

〜車窓より〜

せっかくなので、湖上の城として有名なシオン城に
立ち寄りました。

お天気が悪かったので、バスで行きましたが、船でアクセスすると
湖上に浮かんでいるように見えるらしいです。

スイス3日目は雨だったので、街観光は今の内と思い
欲張って周った結果、宿に帰り着いたのは、夜11時ごろでした。

くたくたになって、シャワーを浴びて、すぐ寝ました。

そして翌日は、また雨だったのです:cry:

それでも旅は続きます。

【4日目】

まずは何は何でも朝ごはん。

ここのB&Bのパンはスイスで色々食べた中で一番美味しかった
です。それに、手作りジャムも。

B&Bのオーナーは花畑と果実園を経営していて、駅周辺に
数件のお花とジャムを売るお店を持っていました。

B&Bは税金対策じゃないか!?と夫と噂してしまうくらい
お金持ちに見えました。お家も立派でしたし。

3日目に続き、4日目も雨で。
せっかくスイスまで来たのに、まだ山に行けないのがもどかしく
街観光も殆どしつくしてしまった感があり、色々考えた結果
インターラケン・オストからブリエンツまで遊覧船に乗ることに
しました。

〜遊覧船の車窓より〜

ブリエンツからインターラケン・ヴェストまで電車で戻り
ガイドに載っていた、シャーレと言うスイス料理レストランで
ランチしました。

そのまま宿に帰ることも考えたけど、きっと寝てしまうだけ
だろうし、もったいないので、スイスパスが有効な区間だけ
山岳鉄道の乗り方レッスンをすることにしました。

※旅の最中、このスイスパスには本当にお世話になりました。
鉄道だけでなく、バスや船にも乗れるし、美術館、博物館にも
利用できます。かなり活用したので、元は取れたかも:cool:

山岳鉄道プチツアーの後、そろそろアジアの味が恋しくなったので
夕飯は、宿の近くにあった中華レストランで取りました。

春巻きはカレー味で夫には不評でしたが、チャーハンは
リーズナブルで、まずまずのレベルでした。

夕飯の帰り、宿の近くにて。
雨も上がり、青空が見えています。宿のご主人も明日は晴れる
だろうと言っていました。

ここまで来て、ユングフラウヨッホにも、シルトホルンにも行けなくては
泣いてしまいます:cry:

【5日目】

翌朝、テレビで天気予報と山の状況のライブ映像をチェックして
から、時刻表とにらめっこした結果、ユングフラウヨッホとシルトホルン
両方を周るのは無理だと言う事になり、ユングフラウヨッホを
周ってから、次の宿泊地であるツェルマットに向うことを
決めました。

後ろ髪引かれる思いで、宿をチェックアウト。
↓これが泊まったB&Bの外観です。

ユングフラウヨッホに向う登山鉄道の乗り換え駅クライネ・シャイデック
から臨む絶景

時間があれば、是非ハイキングがしたかったです。残念

電車は、アイガー北壁に向うところで、トンネルの中に入ります。

ユングフラウヨッホに到着後、氷の宮殿で氷像を鑑賞

そして、ヨーロッパ最大&最長のアレッチ氷河

帰りにラウターブルンネンのシュタウプバッハの滝を
車窓より見ることができました。

インターラケン・オストの駅でツェルマットに向う前に
少し時間が取れたので、遅めのランチをCoopの2階で取りました。

いよいよ、マッターホルンの街、ツェルマットへと出発

マッターホルンは、日本で言う富士山のような存在なんですね。
ツェルマットは日本人観光客が非常に多く、駅の構内放送も日本語版が
あります。

【6日目】

ツェルマットに到着した次の朝、さっそくゴルナーグラート展望台へ
この日はお天気が良かったので、ハイキングするつもりで、片道切符に
しました。

マッターホルンは雲がかかっていることが多く、こんなに晴れやかな
顔を見せてくれるのは、滅多にないらしいです。

ツェルマットに着いてから、何度かマッターホルンを見ましたが
雲がまったくかかって居なかったのは、この時だけでした。

そしてお約束のハイキング。
なんと、ゴルナーグラートからツェルマットまで歩いて降りました。

スイスのハイキングは、登山鉄道やロープウェイなどで
登ってから下るのが一般的で、かなり急な下り坂が多く
しっかりした靴で臨まないと、あとで足腰を痛めてしまいます。

普通のスニーカーだったので、しばらくは足腰が痛かったです。

たっぷり歩いた後は、リッフェルアルプにある山岳ホテルに付属する
レストランでランチを取りました。

食事中にアルペンホルンのショーがはじまりました。

ツェルマットで取った宿です。
マッターホルンを眺められるジャグジー室があり、サウナなども
完備していました。

非常にコストパフォーマンスが良いホテルでした。

ハイキングの疲れをジャグジーで癒したあと、街のはずれにある
小さなレストランで夕食を取りました。

これもガイドに載っていたお店です。
マッターホルンを眺めながら食事が出来、コスパも良いので
夫は気に入ったようでした。

【7日目】

次の日は、カンデルシュテークにあるアルプスの宝石と
称えられる、エッシネン湖に行きました。

夏休みのせいか、子供連れの家族が湖でBBQや湖水浴を楽しんで
いました。

日本人には全然出会いませんでしたが、人が多くて
神秘的なイメージとは程遠かったです。

牧歌的な景色には、心がなごみました。

ツェルマットの街に帰って、またジャグジーに入ってから
食事に出かけました。

私的には、ここで食べた、鮭のレモンバターソテーが
とても美味しく、印象に残りました。

ステーキについていたサラダーバーで大皿を使いましたが
追加料金は無く、嬉しかったです。

【8日目】

次の朝、最終宿泊先のルツェルンに向かいました。
ここのホテルは、質問のメールに全く返信がなく、電話をしても
「Tomorrow」と言うばかりで、結局なんの連絡も無かったので
チェックインする前から嫌な予感がしていましたが、的中。

フロントの親父に予約の日にちが間違えているなどと
難癖を付けられ、危うくネグレクトされそうになりましたが、
怒って、印刷して行った予約表を見せつつ抗議して、やっと
部屋の鍵を渡してもらいました。

怒り心頭の気持ちをクールダウンすべく、周辺をお散歩しました。

ロイス川を滑る白鳥の群れ

カペル橋

ライオン記念碑

イエズス教会

そして、川べりのビアレストランで食事をしました。

【9日目】

帰国の途に着く前日の朝、「ハイキングでしめたいね」という
話になり、ルツェルンから登山電車とゴンドラで2時間ほどの
ところにある、ティトゥリスに向いました。

後で、ゴンドラから見下ろせる湖はトュリュプゼーを降りたところに
あります。あとでハイキングをしました。

日本人は全然おらず、人も少なくて、ゆっくり周れました。
とても良い湖でした。

湖のほとりにあるレストランで遅めのお昼。
一人分の定食を二人で分け合って食べても量的には丁度な感じでした。

ルツェルンに戻り、シャワーを浴びてから、スイス旅行最後のディナーに
出かけました。

ルツェルン名物の、ルツェルナー・クーゲルパステーテ

【10日目】

帰国の日がやってきました。

これは、コペンハーゲンのトランジットの時に移した
日本へ向う飛行機です。

トランジットに3時間もあったので、免税店で買った
スナックと白ワイン、ビールを軽くつまみました。

帰りの機内食は、かなりコストダウンしてるみたいで、
行きよりもちょっと寂しかったかも・・・

【旅の費用(全て二人分)】

<< 移動費 >>

航空券(燃油サーチャージ込み) ¥219,700.-
スイスパス ¥66,200.-
登山電車(スイスパスにて50%割引後) 361CHF

<< 宿泊代 >>

GOLDENES SCHWERT RESIDENCE チューリッヒ(1泊)  ¥8,900.-
RYFFEL-JORNS B&B インターラケン(3泊) 270CHF
HOTEL WELCOME ZERMATT ツェルマット(3泊) 448CHF
HOTEL PENSION ROSLI ルツェルン(2泊) 206CHF

<< その他 >>
成田空港駐車場代金 ¥3,800.-
外食費&お土産 856CHF
 

<< 合計 >>

日本円 ¥298,600.-
スイスフラン 2,141CHF × 92 ≒ ¥196,972.-
合計 ¥298,600 + ¥196,972 = ¥495,572.- 概算