20代後半のバブルの終わり頃、清里を旅したのをふと思い出しました。
ルームシェアしていた友人とユーミンの中央フリーウェイを聞きながら、中央高速を
ドライブして、清里に到着後、吉田まゆみの漫画「年下のあんちくしょう」に書かれていた
「みるく」と言うカフェでお茶して、ペンションに泊まり、次の日は山田邦子のレストラン
で食事をしたんだっけ。今思えば、なんとミーハーな旅だったのでしょう
そういえば、あの頃の清里の駅前は、タレントショップやら、派手な作りの建物、
お化け屋敷まであったんだっけ。
今や清里は、あの頃の賑わいは当然のごとく去り、夏休みも終わったからなのか
駅前はとても静かでした。
今年の記録的猛暑とクルマの買い替えにまつわる雑用の処理で、8月は
山歩きができなかったので、禁断症状が出てしまい、納車した次の週に
すぐペンションの予約を取りました。
この日のウォーキングメニューは、川俣東沢渓谷2.8km。
清里駅近くの駐車場にクルマを置いて、アンデレ教会のわき道から
スタートしました。
ひさびさのウォーキングだったので、2.8kmの軽いコースを選んだつもり
だったのですが、これが大間違い。
スリルとサスペンスに満ちた?と言ってはちとおおげさかもしれませぬが、
アップダウンに富んだ行程で、途中これは慎重にいかないと怪我をするかと
思うような箇所がかなりあり、なかなかスリリングでした。
小さなお子様連れの場合は、吐竜の滝くらいまでで辞めておいた方が
無難だと思いました。
短いコースだし渓流沿いなら、時間もそんなにかからないだろうと思い
食べ物の手当てをしなかったのは失敗でした。
途中でお腹が空いてしまったし、あまり中途半端な時間に食べると
せっかくのペンションのディナーが台無しになってしまうと思ったので
コース半ばで清泉寮に方向転換して、食事を取ることにしました。
ランチに1,000円以上使うのは、抵抗があるのですが、背に腹は
変えられず、清泉寮のレストランに入りました。
一番安いカレーでも1,700円くらいでしたが、サラダビュッフェと
コーヒー、デザートが付いたので、コスパとしては悪くなかったです。
まぁ、ペンションのディナーを美味しくたべたかったので、
初日のランチは軽いもので済ませようと思っていたのに、予定が
狂ってしまったことには違いないのですが。
清泉寮での食事で満腹になってしまったので、ディナーのために
お腹を空かせなくては!との一心で、もう一度、元の渓谷コースに戻り
終点の東沢大橋まで歩き直しました。
今回の宿は、ペンション 銀の森です。
オーナーが気さくな方で、お買い物が好きな人には、地元のお買い物スポットを
歩くのが好きな我々には、散策スポットをと、一組一組丁寧に説明してくださる
真摯な接客には感激しました。
そして、お約束のディナーです。サラダにプラムが入っているのが
新しい感覚でした。
竹の子のカツレツ
ミネストローネ
甲州牛のサーロインステーキ
デザートはシフォンケーキとハーブティー。
ハーブティーが爽やかで美味しかったです。
朝食
チェックアウトしてから、ペンションのオーナーが教えてくれた
ハイキングコースに向いました。
地元の酪農家が夏の間、牛を大きくするために放牧している場所だそうです。
牛が目の前で草を食んでいるのが見られます。
ここは、清里に来てから見た中では、一番綺麗に富士山が見える
スポットでした。
野辺山高原のJR最高地点
有名な中村農場の親子丼です。鶏肉も卵も味が濃厚で、美味しかったです。
並んだ甲斐がありました。
獅子岩
飯盛山を登りました。
標高差は200m弱でしたが、けっこうきつかったです。
良い運動になりました。
明野のひまわりは、今年は猛暑で枯れるのが例年より早かったそうです。
その代わりと言ってはなんですが、山梨フラワーパークに寄って、花を愛でて
みました。
久しぶりの清里は、とても楽しかったです。
よほど、絶景ハイキングに飢えていたようで、今回はいつもよりも
がんばって歩いてしまったかも。体重は落ちてないよな~きっと。
だって、たべたもん。